皆さん、こんにちは!
「おしゃれな家カタログ」を見にきてくれてありがとうございます。
突然ですが、皆さんこのように思ったことはありませんか?!
SNS全盛の時代ということもあり、マイホームにも「映え」を求める方は多いと思います。もちろんSNSをやっている、やっていないに関わらずおしゃれなデザインの家は誰の目も引く魅力がありますからね。
なんとなくおしゃれな家を建てたいと思っていても、皆さん住宅についてはあまり詳しく知らないと思います。おしゃれな家のイメージも漠然としているのではないでしょうか?
それは全然おかしなことではありません。当然のことです。
だってマイホームはほとんどの人が一生に一度しか買いませんよね。だから、マイホーム購入に馴れている人なんてほとんどいません。
日ごろからお買い物している洋服や雑貨なら、どこのお店にいけばオシャレなアイテムが売っているのかだいたいの見当がつきますが、マイホームとなるとどこのハウスメーカーがおしゃれな家を建てられるのか?全くわからないと思います。
でもご安心ください!
当サイト「おしゃれな家カタログ」はそんなマイホーム計画を考え始めた方のために「いろんなジャンルのおしゃれな家」を詳しくまとめてみました!
このようにばくぜんとマイホームについて考え始めた方にこそ見て頂きたいサイトとなっておりますよ♪物凄くカンタンに言うと、このサイトを読むとこんなことがわかります。
- 好みのおしゃれな家のイメージが固まる!
- おしゃれな家が得意なおすすめハウスメーカーがわかる!
- おしゃれな家を建てる手順がわかる!
要するに、今は漠然とアタマの中で思い浮かべている「おしゃれな家」を建てるハウスメーカーに目星を付けられる、そして実際に「おしゃれな家」を建てる手順がわかるということですね!
もちろん、このサイトをハウスメーカー・工務店・建築事務所の担当者に見せて「こんな家をイメージしているんですが…」とお伝え頂くのもOKです!ちょうど美容院で美容師さんにヘアカタログを見せるようなイメージでぜひご活用頂ければと思います!
おしゃれなマイホームはデザインを見ているだけでワクワク楽しいものです。ぜひ当サイトで理想の「おしゃれな家」のイメージを固めてください。
おしゃれな家とは?
さて、それではさっそく本題に入りましょう!
皆さん、おしゃれな家と聞いてどんな家を思い浮かべますか?
「なんとなく漠然とおしゃれな家が建てたい!」ではハウスメーカーや工務店、建築事務所を訪れてもうまく自分のイメージを説明できませんからね。おしゃれな家を建てるにはまず「好みの家のイメージを明確にする」ことが大切です。
前者は「外観がオシャレな家」のことをイメージしていて、後者は「内装がオシャレな家」をイメージしていますね。
このように、一言で「おしゃれな家」と言っても人それぞれ「家のどこにおしゃれを求めるか?」は異なるものです。外観がおしゃれな家が好きな人、内装がおしゃれな家が好きな人、間取りにこだわったおしゃれな家が好きな人など千差万別です。
おしゃれな家は外観・内装・間取りで考えよう!
ズバリ結論から述べますが、おしゃれな家とはおおまかにわけて「外観がおしゃれな家」「内装がおしゃれな家」「間取りがおしゃれな家」の3つの方向性があると考えましょう。
あなたは「外観重視タイプ」ですか?それとも「内装重視タイプ」「間取り重視タイプ」でしょうか?
もちろん「外観」「内装」「間取り」のすべてにこだわった究極のおしゃれ家もありますが、すべてにこだわれば当然ながら価格帯も高くなりがちです。それにまずはパーツごとに分けて考えることで理想の「おしゃれな家」がイメージしやすくなります。
まずは「自分が特にオシャレを求める箇所はどこか?」を判断するのがオススメです。
と、いうことで「外観がおしゃれな家」「内装がおしゃれな家」「間取りにこだわったオシャレな家」をさらに細分化していくつかのジャンルに分けてみましょう。
- 輸入住宅(洋風の家)
- 和風な家
- モダンな家
- 大屋根の家
- 四角い家
- 丸い家(曲線のある家)
- コンクリートの家
- タイルの家
- レンガの家
- 平屋の家
- 木の家
- リビング階段
- 格子のある家
- ウッドタイルの家
- ピットリビング(ダウンフロア)の家
- 吹き抜けのある家
- 和室のある家
- 中庭のある家
- 屋上のある家
- 回遊動線のある家
- スキップフロアの家
- 小上がりのある家
当サイトではこれらのジャンルにわけて「おしゃれな家」を徹底的に解説してまいります。
いずれにしても理想のおしゃれな家のジャンルが分かれば、理想のおしゃれなの家家はもう「漠然としたイメージ」ではなくなります。
当サイトをご覧頂ければ、あなたの思い描く「おしゃれな家」もきっと見つかります。理想のおしゃれなマイホーム計画が一歩前に進みますよ!
外観がおしゃれな家
それではまずは「外観がおしゃれな家」のジャンルからみていきましょう。おしゃれな家と聞いた時、まず真っ先に思い浮かべるのは「外観がおしゃれな家」ではないでしょうか?
その通り!家の外観も注文住宅なら自由自在です。洋風の家、和風の家、モダンな家、コンクリートの家などなど一言でおしゃれといっても家のデザインにはたくさんの種類があります。まずは外観のオシャレな家のジャンルをみてみましょう。
- 輸入住宅(洋風の家)
- 和風な家
- モダンな家
- 大屋根の家
- 四角い家
- 丸い家(曲線のある家)
- コンクリートの家
- タイルの家
- レンガの家
- 平屋の家
それでは「外観がおしゃれな家」を順番に深堀りしていきます。好みのデザインを探してみてくださいね。
おしゃれな輸入住宅(洋風の家)
画像出典:スウェーデンハウス【http://www.swedenhouse-kyushu.com/】
おしゃれな家と聞いて、輸入住宅をイメージされた方は多いのではないでしょうか。
輸入住宅とは、一般的にヨーロッパやアメリカなど外国で培われた住宅の設計技術・思想などを元にして日本国内で建築する住宅のことです。ハウスメーカーによっては海外で生産された木材を輸入し構造材として採用しているケースもあります。
輸入住宅には北欧風の家、南欧風の家、アメリカンスタイルの家など種類がありますが、総じて異国情緒を感じ取れるエキゾチックな外観が魅力的です。
輸入住宅の外壁は重厚感のあるレンガタイルや継ぎ目のない美しい塗り壁などスタイルによってさまざまですが、いずれも可愛らしいものからかっこいいものまで実に表情豊かな見た目といえます。
国内の住宅街におしゃれな輸入住宅を建てれば存在感を放つことは間違いなし!ご近所でも評判のおしゃれな家と言われると思いますよ!
そして輸入住宅は外観がおしゃれなだけでなく、住宅性能も優秀なものが多いのが輸入住宅の一つの強み。輸入住宅は海外の住宅工法として有名な「2×4工法」をベースにした壁で家を支える工法で家を建てていることがほとんどで、非常に頑丈で地震や台風などに強いといわれています。また、壁パネル同士を強固に接合するツーバイ工法は気密性・断熱性を確保しやすいという嬉しいメリットもあります。
日本で人気なのはおもに北欧、南欧、北米風などの総じて寒い地方の輸入住宅です。日本よりも厳しい寒さとなる国で培われた住宅技術ですから、気密性・断熱性の面で優秀なのも納得ですね。
それから輸入住宅は日本家屋と比べてベースモジュールが大きめの1200mmモジュールを採用しているケースが多いです。ベースモジュールが大きいと、廊下や階段、トイレなどが大きく設計でき間口も広くできるため「ゆとりのある居住空間」を実現しやすいことも特徴です。
ただしベースモジュールが大きいと敷地面積を圧迫するデメリットもあります。都市部の狭小地など、広い敷地面積を確保することが難しい場合は、リビングや居室など居住空間が狭くなってしまうことも考えられるため慎重な判断が必要です。
画像出典:セルコホーム【https://selcohome.jp/works/】
画像出典:スウェーデンハウス【https://www.swedenhouse.co.jp/brand/】
- おしゃれな洋風の外観
- 気密性・断熱性が優れているケースが多い
- ツーバイ工法は耐震性にも優れる
- ゆとりある空間が実現しやすい
- 設計自由度が低い場合がある
- メンテナンス費用が高額になる可能性がある
- 敷地面積が狭いと、居住空間が狭くなる可能性がある
- インテリア選びが難しい
おしゃれな和風の家
画像出典:グランハウス【https://granhouse.co.jp/works/p218/】
洋風の輸入住宅もおしゃれで素敵ですが「和風の家」も根強い人気がありますよ。
和風の家というと、古臭い印象を持つ方もいるかもしれませんが、和風の家もおしゃれさを求めれば無限大の可能性がありますよ。特に広い敷地を確保できる場合は和風の家もオススメです。広い敷地にゆったりと建てられた和風の邸宅は絵になりますからね。日本庭園や縁側などを設けることができれば最高でしょう!
また、和風の家に良く似合う重厚感のある「瓦屋根」は性能面でも非常に優秀です。瓦屋根は耐久性が非常に高く、塗り替えメンテナンスも必要ありません。物理的な衝撃で割れてしまわない限り、ほぼ半永久的ともいえる耐久性を有しています。唯一の弱点は重量があるため、相対的に地震の負荷を受けやすいことくらいです。とはいえ、最近の注文住宅は耐震性能も非常に重視されて建てられていることがほとんどです。耐震等級3(最高等級)を取得していれば、地震に関してはそれほど心配しなくても大丈夫でしょう。
ただし、和風の家は、内装にも障子やふすまなど紙の間仕切りで空間を区切るケースが多く、場合によっては気密性・断熱性が弱くなってしまうケースもあります。1年中過ごしやすい家に住みたいのならば、住宅の気密性・断熱性はとても重要です。和風の家が好みであれば、気密性・断熱性も重視しておくべきでしょう。
またこだわりの庭園や縁側などを設けると、非常におしゃれで素敵ですが、メンテナンス費用などはかさむ可能性があります。庭の木々は植木屋さんを定期的にお願いするか、自分でキレイにカットしないとすぐに伸び放題になってしまいます。それらのメンテナンス費用はあらかじめしっかりと確認しておくべきでしょう。
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
画像出典:いえラボ【https://ie-labo.co.jp/】
- 落ち着いたおしゃれな外観
- 畳の空間は居心地が良い
- 自然な吸音性能・調湿作用を期待できる
- 障子やふすまを使うと気密性・断熱性・遮音性が低下
- 狭小地にはあまり向いていない
- 庭や縁側にこだわるとメンテナンス費用がかかる
おしゃれなモダンな家
画像出典:スタイルキューボ【https://www.style-cubo.com/works/works003/】
モダンスタイルの家もおしゃれで素敵ですよね。
モダンな家と言われてもピンとこない方も多いかもしれませんので、ザックリ簡単に説明しておきます。
モダンとは「現代的でおしゃれなこと」という意味。つまり現代的なデザインをふんだんに取り入れた住宅のことを「モダンスタイルの家」といいます。近年ではモダンスタイルな家といえば、シンプルでムダなモノを極力排除したような家が人気です。
コンクリート打ちっ放しなど無機質さを全面にだしたモダンスタイルはまさにおしゃれな家の王道といった風貌ですね。直線的なラインをふんだんに取り入れたデザインも人気で、これらはコンクリート打ちっ放しの無機質な質感にもありますが、白や黒の無採色で統一されたデザインにもよく合います。
またモダンな家というと、建築家や建築デザイナーが設計・デザインした「デザイナーズ住宅」を指すケースもあります。
モダンスタイルのデザイナーズ住宅は「狭小地」や「変形地」を得意としている点も特徴の一つ。
大手ハウスメーカーなどの場合、注文住宅といえど規格化された商品モデルを軸に設計しますので狭小地や変形地では対応できないケースも多いですが、建築家がイチから設計するモダンスタイルな家はむしろ狭小地や変形地は腕の見せ所です。個性的な敷地条件を上手に活かして住宅の個性として光らせることもモダンな家の良さと言えるかもしれません。
ただし建築家が手掛ける「モダンな家」は、あくまでもデザイン重視のケースも多く、住宅性能や住み心地がおざなりになってしまうこともしばしばあるようです。
デザイン重視のモダンな家を建てるならば、住宅性能や住み心地の良い間取りの知識など、ある程度の「施主力(せしゅりょく)」が必要と言えるでしょう。
またモダンな家を得意とする建築家の中には、デザインに対するこだわりが強すぎて施主から細かい注文を出しにくいこともよくあることです。建築家の個性が強くでたデザイナーズ住宅は、場合にもよりますが、将来のリセールバリュー(再販価値)が低くなってしまう可能性もあります。
マイホームにとってデザインは大切ですが大事なのはデザインだけではありません。住宅性能や住み心地なども重視すれば、将来のリセールバリューも高められるでしょう。
やはり建築家にも物怖じせずに細かい注文を出せるように、ある程度の注文住宅の知識はもっておきたいところですね。
モダンな家に関しては、文章で解説するよりも実際に写真を見た方が早いでしょう。「あ、こういう家がモダンスタイルなんだ」と把握しておくだけでも、モダンスタイルが得意なハウスメーカー・工務店に目星を付けやすくなりますし、ハウスメーカー担当者に希望のデザインを伝えやすくなるでしょう。
画像出典:株式会社Style Design【https://www.style-design-house.com/】
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
- 個性的でおしゃれなかっこいい家
- 二つとない自分だけのこだわりが実現できる
- 狭小地や変形地でも柔軟に対応できる
- 価格(建築コスト)が高い
- 住宅性能が悪い場合がある
- 住み心地が悪い場合がある
- 建築家・デザイナーのこだわりが強すぎる場合がある
- 将来のリセールバリューが低くなる可能性がある
- 完成までに時間がかかる
おしゃれな四角い家
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
かっこいい家と聞いてなんとなく「四角い家」をイメージする方も多いと思います。
従来の日本家屋は「寄棟屋根(よせむねやね)」や「切妻屋根(きりづまやね)」など、いわゆる「三角屋根」の家が一般的でしたが、最近では三角屋根のないスクエアなハコ型の一戸建て住宅が増えてきています。
四角い外観の家は現代風ですし、ムダを削ぎ落とした洗練されたフォルムは非常に機能的でカッコいいですよね!特に若者世代の方々に「四角い家」は人気と言えるでしょう!
人気の理由はいろいろありますが、まず第一に「価格を安く抑えられる」という点が大きいです。
家はフクザツな構造になればなるほど建築コストがあがるもの。四角いハコ型の家はこれ以上ないシンプルな形状のため、構造材なども必要最小限しか使いません。シンプルな構造は工事費や人件費も抑えられるため、四角い家は一般的な家よりも建築コストを安く抑えられるのです。
ローコスト住宅メーカーで「四角い家」を専門に取り扱っている会社が多いですが、これは価格を安く抑えられるからでしょう。
また四角い家は構造的にムダが少ないため、狭小地など狭い敷地を有効活用できる点も特徴です。もちろん敷地だけでなく家の中にもムダがありません。四角い家は家の中の全空間を有効活用できるため、間取りにデッドスペースができにくいのも特徴です。内部は間仕切り壁で自由に設計できるため、将来的にリフォームのしやすい家とも言えるでしょう。
さらに言えば、四角い家は構造がシンプルなうえ壁の配置バランスも良好で耐震性や耐久性、強度も高いです。これは四角いフォルムの家はほとんどが「2×4工法」などの「建物を面で支える構造」で建てられているからですね。
四角い家は屋根がありませんので、屋上(スカイバルコニー)を作るケースも多いですね。天気のいい日にスカイバルコニーでBBQやプール遊びなどができたら最高ですよね!
「四角い家」は見た目がスタイリッシュなだけでなく、性能面でも優秀なため若い世代の方に支持されているのでしょう。
画像出典:湯本工務店【http://yumotokoumuten.jp/】
画像出典:ハウスラボ【https://www.houselabo.com/】
- 見た目が現代風でオシャレ
- 価格(建築コスト)を抑えられる
- 狭小地にも向いている
- デッドスペースが少ない
- 建物のバランスがよいので耐震性が高い
- 屋上をつくりやすい
- 夏は2階が暑い
- 2階は雨音が響きやすい
- 雨漏りのリスクが高い
おしゃれなタイルの家
画像出典:パナソニックホームズ【https://homes.panasonic.com/】
おしゃれな外観の家と聞いて「タイル貼りの家」を想像した方も多いと思います。
タイル貼りの家は重厚感・高級感抜群です。
近年の一戸建て住宅では「窯業系サイディング外壁」の家がもっとも一般的ですが、やはり重厚感・高級感という面ではサイディングは「タイル貼りの家」には敵いません。タイルを模したサイディング製品が多くあるということは「タイル外壁=憧れの外壁」という証左でもあります。
高級住宅街に建ち並ぶ大きくて高級感のある家もタイル貼りの外観が多いですよね!タイル外壁はデザインも豊富にありますし、好みのデザインを選ぶだけでも楽しいものです。全面タイル貼りの家を建てれば、ご近所でも評判のおしゃれな家になること請け合いです。
タイル貼りの外観の家は、おしゃれさもあり重厚感・高級感も抜群ですが、それだけではありません。外壁タイルは性能面でも優れています。
そもそもタイルとは粘土や石などの素材を1200℃~1300℃以上の高温で焼き固めたものですから、当然火に強い素材です。全面タイル貼りの家は非常に耐火性の面でも優れています。またタイルは物理的な衝撃にも強く傷が付きにくいこともメリット。さらに汚れも付きにくいです。
そしてもっとも大きなメリットは塗装メンテナンスが必要ない点ですね。タイルは土や粘土を焼き固めた素材でできているため、そもそも塗装されていません。したがって塗装メンテナンスが必要ないんですね。
近年の一戸建て住宅でもっとも多く採用されている窯業系サイディングの外壁は10~15年に一度のペースで塗装メンテナンスの必要性がある場合が多く、それに比べるとタイル外壁の家は大幅にメンテナンスコストを削減することが可能です。タイル外壁は建築コストが多少あがるものの、マイホームは長く住むのが大前提。長い目でみればタイル外壁の家は非常にコストパフォーマンスにも優れているのです。
ただしタイル貼りの家でも目地の部分はコーキングが劣化しますので、10~15年に一度のペースでメンテナンスが必要になります。それでも外壁全面塗装するメンテナンスコストに比べれば大幅に費用を抑えることができるでしょう。
画像出典:クレバリーホーム【https://www.cleverlyhome.com/】
画像出典:ウィザースホーム【https://www.with-e-home.com/】
- 高級感のあるおしゃれな外観
- 劣化しにくい
- 耐火性が高い
- 凍害に強い
- 傷が付きにくい
- 汚れが付きにくい
- 塗装メンテナンスが必要ない(メンテナンスコストを抑えられる)
- サイディングやモルタルに比べて価格(建築コスト)が高くなる
- コーキング(目地部分)は10~15年ごとにメンテナンスが必要
- 後からエアコン穴をあけようとすると高額になる可能性がある
おしゃれなレンガの家
画像出典:天草ハウジング【https://www.amakusa.co.jp/】
タイル外壁の家とならんで人気があるのが「レンガの家」です。
レンガといえば「東京駅」や「横浜の赤レンガ倉庫」など、日本の有名な建築物にも使われている通り、非常におしゃれな外観を演出することができる外壁材です。
レンガ造りの家はどこかレトロでありながらなおかつ重厚感のある堅牢な見た目が人気です。特にレンガの家の堅牢で重厚感のある見た目は輸入住宅(洋風の家)にもピッタリ。花壇のあるお庭と合わせてもおしゃれですよね。全面レンガ貼りでなくとも、アクセントでワンポイントでレンガ外壁にするのも良いでしょう。
東京駅や赤レンガ倉庫をみて魅力的に思う方ならば、レンガの家はお好みかもしれません。
また、レンガの家もタイル同様におしゃれなだけでなく性能面でも優れています。まずレンガは土を焼き固めたものですので耐火性能が抜群です。ピザ窯などレンガ造りの窯もあるくらいですからね。
レンガは熱だけでなく劣化や傷にも強いため、長く美しい見た目を保つことができます。またもともと塗装を施しているものではありませんので塗装メンテナンスが必要なく、メンテナンスコストも抑えられます。
ただし、レンガ外壁もタイルと同様、サイディングやモルタル外壁に比べると建築コストが上がりますので、建物の坪単価も高くなってしまいます。とはいえレンガの家はメンテナンスコストを安く抑えることができますので、長い目でみればお得な住まいと言えるでしょう。
またレンガは蓄熱性が高いため、夏は昼間に受けた日光からレンガが熱を蓄えて、夜まで室内に熱がこもる可能性があります。断熱性能の高い家ならば問題はないケースが多いですが、一般的なサイディング外壁と比べると蓄熱しやすい素材ではあるため注意しておきましょう。
レンガは他の外壁材と比べると、重量が重いです。建物は重ければ重いほど、地震の負荷を受けやすいためレンガの家は相対的に地震の負荷を受けやすい構造とも言えます。ただし、耐震等級をしっかり取得しているか、あるいは制震・免震構造になっている建物ならば、建物の重量が多少重い程度では問題ありませんので、そこまで心配する必要はないでしょう。
ちなみにレンガの家は「レンガ」を積み上げて外壁を形成するタイプと、「レンガタイル」を外壁下地に一枚一枚貼り付けて施工するタイプがありますが、日本の一戸建て住宅では「レンガタイル」の家が大半です。
画像出典:近代ホーム【https://www.100kj.co.jp/】
画像出典:ケンブリック【http://www.kenbrick.co.jp/brick】
- 高級感のあるおしゃれな外観
- 耐火性が高い
- 寿命が長い(耐久性が高い)
- 劣化しにくい(経年美化によって味が出る)
- 塗装メンテナンスが必要ない(メンテナンスコストを抑えられる)
- 価格(建築コスト)が高い
- リフォームには向いていない
- 施工対応できる業者が少ない
- 後からエアコン穴をあけようとすると高額になる可能性がある
- 蓄熱性が高いため夏は熱気がこもる可能性がある
- レンガは重いため地震の負荷を受けやすい
おしゃれな丸い家(曲線のある家)
画像出典:BESS【https://www.bess.jp/bessdome/】
「四角い家があるなら丸い家もあるの?」と思った方、正解です!実は丸い家もあります。
近年では、ドーム状の家や円筒型の個性的で存在感抜群の家を建てる建築会社もあります。ドーム状の丸い家はまるでモンゴルの遊牧民族の伝統的な住居「ゲル」にも似ていて非常におしゃれで個性的ですね!
ただ、ドーム状の家や円筒型の家はあまりにも個性が強いためやはり数は少ないですし、普通の住宅外だと周囲の住宅から浮いてしまうかもしれません。
もし、周囲の住宅からあまり浮きたくないのであれば、ドーム状の丸い家ではなく「曲線のある家」という選択肢はいかがでしょうか?外壁の一部や家の一辺に曲線を取り入れるだけでも十分におしゃれさを採り入れることが可能です。
ただし家に曲線を取り入れると、どうしてもデッドスペースができやすいのがデメリット。デッドスペースを上手く活用できる設計・デザインであればいいですが、よく考えないと使いにくい家になってしまうかもしれません。また、基本的に家具や住宅設備なども四角い家を前提として造っていますから、曲線を取り入れることで特注の家具や設備を採用しなければならないことになるかも。
それと住宅に曲線を取り入れる場合、構造的な制限もあります。
鉄筋コンクリート造の注文住宅なら曲線を取り入れるデザインも可能ですが、木造住宅では曲線を採り入れることは至難の業です。100%無理というわけではないようですが、よほど設計力・提案力に優れた建築事務所でないと実現することは難しいでしょう。
そう考えると、外壁などの一部に曲線を取り入れるのがベターかもしれませんね。
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】
- 見た目が個性的でオシャレ
- 価格(建築コスト)が高い
- 構造の制限がある(木造では難しいケースも)
- 周囲の住宅から浮いてしまう可能性がある
- デッドスペースができやすい
- 特注の住宅設備・家具が必要になる可能性がある
- 施工できる会社が限られる
おしゃれな白い家
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
「おしゃれな家=白い外観の家」をイメージする方も多いかもしれません。
白は今も昔も家の外観として非常によく使われる色で普遍的に愛されるデザインです。真っ白い外観の家、すごくキレイで目立ちますし素敵ですよね!
白色は「膨張色」といって、モノが実際よりも大きく見えるという効果もあり、白い家は実際よりも大きく見えるのも特徴の一つ。狭小地に建てた家でも外観が白いだけで狭小住宅に見えないということもあるかもしれません。
特に白い家は「輸入住宅風」「地中海風住宅」「リゾート風住宅」「デザイナー住宅」などと相性ピッタリです。白一色のキレイな外観はスタイリッシュに見えますし、青空とのコントラストもキレイです。プールのある高級リゾート風住宅などは色合いが素敵でそれだけで憧れてしまいますよね!
また白い家は直線的なデザインにするとスタイリッシュでシャープな印象のかっこいい家に見えますがが、曲線を多用すると可愛らしい柔らかい印象の可愛らしい家にもなります。少し白のトーンを抑えてアイボリーに近い色にすればで落ち着いた雰囲気の家にもなりますし、一部にアクセントで濃い色を差し込んであげるだけでさまざまに表情を変えることも可能です。
シンプルだからこそ奥が深い。白い家には設計士、デザイナー次第で無限の可能性があると言えるでしょう。
ただし、白い家は外観が汚れやすいというデメリットもあります。白い家はキレイな状態であれば高級感・重厚感も演出しやすく、いわゆる「高見えする家」と言えますが、汚れた状態だと「高見え」どころか途端に「古臭く感じてしまう」もの。
ご近所でも評判のキレイで素敵な白い家を建てるのであれば、外壁材や屋根材に汚れのつきにくい素材の外壁を採用するなど、ひと工夫を加えてあげるとよいでしょう。
それにしても「白い家」は青空とのコントラストがすごく映えますよね!
画像出典:エコモ【https://www.ecomo-life.com/】
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
- 見た目がキレイで目立つ
- 白は膨張色なので家が大きく見える
- 白は熱を反射するため夏でも暑くなりにくい
- 白い家は汚れが目立ちやすい
おしゃれな黒い家
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
白い家と並んで人気のあるかっこいい家が「黒い家」でしょう!もちろん「黒い家」といっても、貴志佑介氏のホラー小説ではありませんよ(笑)ここでいう黒い家は「黒い外観の家」のことです。
黒は黒い色は「高級感をイメージする色」とも言われており、また膨張色の白の対極であり「収縮色」でありますので「引き締まった印象」を与えます。黒い家はモダンでスタイリッシュ、重厚感・高級感を演出しやすい家と言えます。
それに日本の一戸建て住宅では黒い外観の家はそこまで多くありませんから、黒い家はそれだけで目立ちます。黒い家はモダンで高見えしますし、スタイリッシュな印象を与えますのでご近所でも評判の個性的な家になること請け合いでしょう。
また、黒い家には直線的なデザインが良く似合います。特にデザイナー住宅にはピッタリです。個性的でシャープな印象の黒い家に憧れている方も多いでしょう。また、前述の「四角い家」も黒い外観はハマります。シンプルなハコ型デザインの家も外観を黒色で統一することで高級感・重厚感を演出できてなによりもカッコいいですよね。
また黒い家も白い家とおなじく少しトーンを抑えてグレーに近い色にするだけで柔らかい印象を与えますし、アクセントになる差し色を使うことで様々に表情を変えます。黒い家も設計士・デザイナーの腕次第で無限の可能性をもつ家になるはずです。
ただし、黒い家にもデメリットあります。
黒色は、熱を吸収する性質を持っているため夏場には外壁や屋根が熱くなりやすいです。一戸建て住宅の外壁は通気層を設けてあり、なおかつ断熱材が充填されているため、外壁の熱がダイレクトに内部に伝わるわけではありませんが、白い家に比べるとやはり夏場は暑くなる可能性があります。また、黒色は紫外線の影響も受けやすいため屋根や外壁の劣化も早いです。
黒い家を建てるならば断熱仕様を吟味すること、また紫外線の影響を受けにくい耐久性の高い素材を選ぶことをオススメします。
画像出典:サンクリエーション【https://3cri.com/works/】
画像出典:ロイヤルホームズ【https://www.royalhomes.co.jp/】
- 黒い家は引き締まったスタイリッシュな印象
- 高級感・重厚感を出しやすい
- 場合によっては暗い印象を与える
- 黒は熱を吸収するため夏に暑くなりやすい
- 紫外線の影響を受けやすいため屋根・外壁材が劣化しやすい
- 汚れが目立ちやすい
おしゃれなコンクリートの家
画像出典:大成建設ハウジング【https://www.palcon.jp/】
「コンクリートの家」もかっこいい家のジャンルの一つといえるでしょう。
例えばホテルライクな高級住宅やデザイナーズ住宅などは鉄筋コンクリート構造で建てられているケースが多いです。コンクリートの家はまるでマンションをダウンサイジングしたような外観で高級感・重厚感も抜群です。まさに「かっこいい家」という表現がピッタリですよね!
コンクリートの家は「直線的な家」でも「なだらかな曲線を多様した家」でも自由に設計できるデザイン性の高さも特徴です。
これは鉄筋コンクリート造の家が、一般的な木造住宅と比べて強度や耐久性に優れていることが所以です。もちろん木造住宅でも壁倍率の高い耐力壁を配置したり、制震ダンパーを採用するなど強度アップの施策をして、自由度の高い設計を行うことは可能ですが、それでも自由度の規模には限界があります。鉄筋コンクリートの家ほどの自由度を求めることは難しいでしょう。
またコンクリートの家は遮音性の面や、耐火性の面でも優れています。性能面でたくさんのメリットがあるコンクリートの家ですが、やはり価格(建築コスト)は高くなってしまいます。高級住宅だからこそ「かっこいい家に見える」ということもあるのかもしれませんね。
ちなみに木造住宅や鉄骨造住宅でも、コンクリート素材の外壁を採用して「外観だけコンクリートの家」に仕上げることも可能です。ただし、コンクリート外壁は重量が重いため施工可能なハウスメーカーは限られます。
画像出典:アーキッシュギャラリー【https://www.archish-g.com/】
画像出典:WOOD’S環境計画工房(施工:小林工業)【http://www.woods-k3.jp/】
- 高級感・重厚感がある
- デザインの幅が拡がる
- 災害に強い
- 遮音性が高い
- 耐火性が高い
- 耐用年数(建物寿命)が長い
- 価格(建築コスト)が高い
- 固定資産税が高い
- カビが発生しやすい
- 断熱性が悪い
おしゃれな平屋の家
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
かっこいい家と聞いて「平屋の家」を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。
平屋とは1階だけで構成されたワンフロアの家のことを言います。平屋の家は敷地面積をぜいたくに使うということでもありますので、都市部の狭小地などでは満足できる総床面積を確保できないケースも多いため注意が必要ですが、敷地に余裕がある場合はすごく魅力的な選択肢ですよ。
広い敷地面積にドーンと建てられた「平屋の家」はそれだけで余裕を感じられます。この「余裕」こそが平屋を「かっこいい家」たらしめていると言えるでしょう!
広い敷地面積を確保できるなら、庭にも芝生を敷き詰めたりウッドデッキを敷設したり…外構にこだわるのも素敵ですよね。
それに平屋の家はかっこいいだけではなく生活がしやすい点も大きなメリット。
平屋は2階がありませんので、必然的に上下の移動がなく非常にラクで効率の良い生活動線を確保できます。2階、3回への上下移動がないのは年配の方はもちろん、子育て世代にも嬉しいですよね!マイホームは長く住むことが大前提の住まいですので、老後のことまで考えてラクな生活動線の平屋を選択する方もたくさんいらっしゃいます。
また平屋はワンフロアのみで構成された住宅のため、2階建て、3階建ての住宅に比べると重心が低く建物のトータル重量も軽いので、相対的に地震や台風にも強い建物となります。また建物の制限自体も少ないので高い天井や広いリビング、大きな窓など自由度の高い間取り設計も可能。自由で開放的な間取りが得意な点も「平屋=かっこいい家」としてイメージされることが多い理由かもしれませんね。
ちなみに平屋は、1階だけと言ってもスキップフロアや中二階などで立体的な間取りを実現することは可能です。
ただし、やはり1階だけで構成する平屋は隣地との距離が狭い場合などは日当たりやプライベートな空間を確保することが難しいケースもありますので、都市部で平屋を建てる場合は慎重に判断すべきでしょう。
画像出典:ダイワハウス【https://www.daiwahouse.co.jp/】
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
- 上下移動がなく生活しやすい
- お年寄りから子供まで安全な暮らし
- 設計の制限が少なく開放的な間取りが実現しやすい
- 重心が低いため地震や台風に強い
- 階段のスペースを考えなくていい
- メンテナンス費用が安い
- 価格(建築コスト)が高い
- 狭小地には向いていない
- 日当たりが確保しにくい
- プライベートな空間が確保しにくい
- 水害に弱い(避難できる高所がない)
内装がおしゃれな家
次は内装がおしゃれな家についてまとめていきます。
自由設計の注文住宅でマイホームを建てるなら、内装も施主の好みで自由に決められます。せっかく注文住宅でマイホームを建てるのですから、おしゃれで素敵な内装にしたいですよね。
外観が洋風でも、内装にワンポイントで和室を入れるとか外観とギャップのある内装にしてみるのもおしゃれな家のテクニックです。マイホームの内装もさまざまなジャンルがありますので、好みのスタイルを見つけておくとよいでしょう。
- 木の家
- リビング階段
- 格子のある家
- ウッドタイルの家
- ピットリビング(ダウンフロア)の家
- 吹き抜けのある家
- 和室のある家
それでは「内装がおしゃれな家」を順番に深堀りしていきます。好みのデザインの家を探してみてくださいね。
おしゃれな木の家
画像出典:スタジオチッタ【https://studio-citta.com/】
おしゃれな内装の家を思い浮かべた時、なんとなく「木のぬくもり」や「木の表情」が感じられる家がいいなぁと思った方は多いと思います。
日本の一戸建て住宅はおよそ9割が木造住宅ですので「木の家って普通じゃん」と思うかもしれませんが、ここでいう木の家とは木造住宅という意味ではなく、おもに家の内装などに「本物の木(=無垢材)」をふんだんに採用した「ナチュラルテイストな家」のことです。
本物の木から切り出した無垢材は高級木材ですから一般的な住宅ではあまり標準採用されておらず、オプション(有料提案工事)で採用するケースが多いです。
普通は「集成材」という、薄くスライスされた板材を接着剤などで再構成されて作られる木質材料がメインで使われています。集成材はいわば「人工的に作られた木材」ですので、強度の面では全く問題ありませんし品質も安定しており住宅の構造材はもちろん、内装材としても非常に相性が良いのですが「本物の木がもつ表情の豊かさ」と言う面では本物の無垢材には敵いません。
無垢材は一本の木から切り出したままの木材のため、品質にはバラつきがあるのはもちろん、定期的にワックス掛けなどのお手入れが必要など多少面倒な点はありますが、家に入ると香り立つ独特の木の香りは非常に魅力的ですし、無垢材は色合いや表情などを年を経るごとに微妙に変化していきます。
「木の家」は、例えるなら上質な革製品などのように「年を重ねるごとに味が出る」と考えるとしっくりくると思います。上質な革製品もクリームでのお手入れは多少面倒でも、それを補って余りある魅力がありますよね。
一般的な集成材を内装に使っている家は、年を経るごとに経年劣化していきますが、無垢材内装の家は「経年変化」していくもの。自分の家が歳月が経つにつれ微妙に変化していくことで愛着もわくでしょう。
上質な無垢材をふんだんに採用した木の家は、誰しも「おしゃれな家だなぁ」という感想を抱くはずです。
画像出典:サイエンスホーム【https://www.sciencehome.jp/】
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
- 内装に高級感・重厚感がでる
- 無垢材は適度に柔らかいため肌さわりが優しい
- 独特の経年変化を楽しめる
- 木の良い香りでリラックス効果
- 衝撃吸収効果があり足腰が疲れにくい
- キズが付いても削ればほぼ元通り
- 調湿効果がある
- 有害物質が発生しない
- 価格(建築コスト)が高い
- キズが付きやすい
- 変形しやすい
- ワックス掛けなどのお手入れが必要
おしゃれなリビング階段の家
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】
おしゃれな内装の家と聞いて「リビング階段」を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。
リビング階段とは、読んで字のごとくリビングに配置されている階段のことです。リビング階段は踏み板と骨組みのみで造られた「スケルトン階段」とも非常に相性がよく、内装の印象をガラリと変化させることができます。階段は家に必要不可欠な要素でありながら、インテリアの主役にもなることができるのです。もちろん吹き抜けのリビングとも相性抜群です!
スケルトンのリビング階段はオシャレで素敵ですが、それだけでなく家族のコミュニケーションが増えるというメリットもあります。リビングを通らないと2階の部屋にいけませんので必ず顔を合わせることになりますからね。またスケルトン階段にすることで、採光も取りやすくなりリビング全体が明るくなるケースも多いです。箱型階段に比べて、階段のスペースがオープンになるためリビングが広く感じる効果もあります。
明るくて開放的な気持ち良いリビングを求めている方ならスケルトンのリビング階段は検討してみるのも良いでしょう!
ただし、リビング階段にもデメリットがあります。特にスケルトン階段の場合は顕著ですが、リビング階段は空調効率が低下します。スケルトン階段の場合、冬は暖かい空気が上に逃げてしまいやすいですからね。リビング階段を採用するならば、家のトータル的な気密性・断熱性は高めておくのがベターです。
またスケルトン階段の場合は蹴り込み板がないため、お子様などが誤って落ちてしまうリスクは考えられます。スケルトン階段にするならば、できれば階段の段差を低く浅くして人やペットが誤って落ちないよう配慮した造りにするべきでしょう。
また、手すりがないタイプのスケルトン階段も非常にスタイリッシュに見えますが、安全には変えられないのでできれば手すりは付けるべきです。
それと箱型階段ならば階段下のスペースを収納やトイレなどとして活用しやすいですが、スケルトン階段の場合は収納、トイレとして活用できませんので家の中にデッドスペースができやすいのもデメリットです。もちろん設計を工夫することでデッドスペースにならないケースもありますので、リビング階段・スケルトン階段にする場合は配置をよく考えるべきでしょう。
画像出典:北洲ハウジング【https://www.hokushuhousing.co.jp/】
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
- リビングの印象を決定づけるインテリアにもなる
- 吹き抜けリビングとも相性抜群
- 自然とリビングに家族が集まりやすい
- スケルトン階段は箱型階段に比べやや価格(建築コスト)が高い
- 空調効率が低下する
- 生活音が上下に響きやすくなる
- スケルトン階段の場合、デッドスペースができやすい
- 子ども・ペットが落下するリスクがある
おしゃれな格子のある家
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】
おしゃれな家の内装テクニックとして「格子」を使った間仕切りテクニックがあります。
格子とは細い木を縦・横に組んで反対側が透けるようにした間仕切りのことです。反対側が透けているため、空間を完全に仕切るわけではなくふんわりと仕切ることができます。視線を完全に遮らないため、室内の圧迫感を感じさせずにさらに光を採り入れることにも向いており、アイデア次第で色々なところで活用できちゃうのが格子の間仕切りの良いところです。
格子の間仕切りは狭小住宅の室内をできるだけ広く見せたい場合に使うのもオススメですし、寝室や子供部屋、小上がりスペースなどを緩やかに区切りたい場合にもよくつかわれます。
内装のおしゃれな家に住みたい方は「格子を使った間仕切り」はぜひとも採用したいおしゃれインテリアの一つと言えるでしょう。
ちなみに「格子を使った家」は大手ハウスメーカーの住友林業が得意としていることが良く知られていますす。住友林業では「格子スクリーン」と呼んでおり、有料オプションの位置付けではありますが、一部の住友林業ファンの間では「住友林業の三種の神器」の一つと言われるほど人気のインテリアです。
ただし、格子の間仕切りは空間を完全に仕切るわけではありませんので空調効率の面では通常の間仕切り壁の方が優秀です。
また格子のスキマにどうしてもホコリが溜まりやすいので若干お掃除の手間がかかるのもデメリットといえばデメリットですね。
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
- おしゃれ
- 視線を完全に遮らずに空間を仕切ることができる
- 採光を取り入れやすい
- 価格(建築コスト)が高くなる
- 格子のスキマにホコリが溜まりやすい
- 通常の間仕切り壁に比べて空調効率が低下する
おしゃれなウッドタイルの家
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
ウッドタイルを採用したインテリアもおしゃれな家の内装テクニックの一つと言えるでしょう。
ウッドタイルとは、その名の通り木製のタイルのことです。ただの木製のタイルなのに壁に施工するだけで室内の印象がガラリと変わるほどのインパクトを放つことができるおしゃれな内装インテリアです。壁の全面に貼らなくても一部の壁にアクセントとして取り入れるだけで一気におしゃれな家に様変わりしてしまいます。
ちなみに「ウッドタイル」も大手ハウスメーカー「住友林業」が得意としている内装インテリアです。格子スクリーンと並んで有料オプションの位置付けになりますが、「住友林業の三種の神器」と呼ばれる人気のインテリアです。
ウッドタイルは内装の印象を大きく変えるオシャレアイテムですが、デコボコとしたタイプだとスキマにホコリが溜まりやすい点はデメリットと言えるかもしれません。また、価格もやや高めになります。
画像出典:イシンホーム【https://housing.ishinhome.co.jp/】
- おしゃれ
- 価格が高い場合がある
- ウッドタイルのスキマにホコリが溜まりやすい
おしゃれな和室のある家
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】
読者の皆さんは「和室のある家」はお好みですか?
近頃では和室が採用されないケースも増えてきていますが、和室は根強い人気がある内装と言えるでしょう。
「和室ってなんか古臭いしダサイ…」
このようにお思いの方もいるかもしれませんが、お手入れの行き届いたキレイな畳の部屋は落ち着いた雰囲気もあり非常におしゃれですよ。それに和室といえば「緑色の昔ながらの畳の部屋」と思いがちですが、最近ではふちがなくスタイリッシュな半畳畳(琉球畳)もありますし、カラーバリエーションもたくさん登場しています。
和室を他の部屋の雰囲気にも合わせることも可能ですので、選択の幅はかなり広がっていると言えるでしょう。
また畳(イグサ)の香りにはリラックス効果もありますので、お風呂上がりやご飯のあとなど「ちょっとくつろぎたいな…」という時にはベストな空間です。
それに和室は急な来客の時に応接間としても使えますし、ご両親やお友達が泊まりにくる場合でも、お客様用の布団さえ用意しておけば来客用の寝室としても使えます。
お子様のいる家庭でも和室は重宝しますよ。子どものお昼寝スペースやオムツ交換するスペースとしても使えますし、畳の床はフローリングよりも柔らかいのでキッズスペースとしても優秀です。
ただし、畳の部屋はフローリングと比べてお掃除が大変というデメリットもあります。畳の細かい目に、ホコリが入り込むこともありますし、飲み物などをこぼせばフローリングよりも掃除が大変ですしシミにもなりやすいです。
メリットとデメリットを把握した上で和室を採用するかどうか決めると良いでしょう。
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
- イグサのリラックス効果はくつろぎのスペースとして最適
- 使い勝手が良いスペース
- 畳は防音性に優れる
- 断熱性に優れる
- フローリングよりも気軽に交換できる
- 掃除やお手入れがやや大変
- 家具を置くと跡になりやすい
おしゃれなピットリビング(ダウンフロア)の家
画像出典:ダイワハウス【https://www.daiwahouse.co.jp/】
間取りがおしゃれな家といえば「ピットリビング」と言う方も多いでしょう。
ピットリビングとはリビングの床を部分的に下げて空間にメリハリをつけた間取りのことです。「ダウンフロア」とも言いますね。
ピットリビングのメリットはなんといっても「圧倒的なおしゃれ感」でしょう。ピットリビングでは床が下がるため自然と天井までの距離が高くなる開放感も生まれますし、キッチンなどとも目線が変わるため空間にメリハリが生まれ、心地よい「こもり感」「溜まり感」を感じられるはずです。リビングの床に段差があるため、その段差に腰をかけることもできちゃいます。
ピットリビング(ダウンフロア)のある家は居心地の良さという面では格別と言えるでしょう!リビングにこだわりたいならばぜひ検討したいおしゃれな間取りです。
ただしピットリビングにもデメリットはあります。
ピットリビングは本来必要のない段差をあえて造るということですので、当然バリアフリーの観点から言えば生活しにくいものと言えるでしょう。若いうちは居心地の良い空間でも、年を取ったころには段差がおっくうになってしまうかもしれません。また段差があることによって最近普及し始めたお掃除ロボットを使いにくい間取りになる点もデメリットといえるかもしれませんね。
それからピットリビングはあらかじめテレビの位置、ソファの位置などが考えられて造られるケースがほとんどですので模様替えもしにくくなるでしょう。
またこれもケースバイケースではありますがピットリビングを採用することによって床下点検が難しくなる可能性もあります。床下点検が難しくなると、長期優良住宅の認定が受けられなくなる可能性もあるため、この点はあらかじめしっかりと確認しておきましょう。
あとは単純に建築コストが高くなります。
ピットリビングの家はデメリットも割とたくさんありますが、これらのデメリットを打ち消すほどにおしゃれで素敵な間取りです。特に居心地の良さの面では格別ですので、ぜひメリット・デメリットを把握したうえで検討してみてください。
画像出典:積水ハウス【https://www.sekisuihouse.co.jp/】
画像出典:パナソニックホームズ【https://homes.panasonic.com/】
- 圧倒的におしゃれ
- 居心地が良い
- 価格(建築コスト)が高くなる
- バリアフリーでなくなる
- お掃除ロボットが使いにくくなる
- 模様替えがしにくくなる
- 床下点検が難しい場合がある(長期優長住宅認定が取れない場合がある)
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おしゃれな吹き抜けのある家
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
おしゃれな間取りときいて「吹き抜けのある家」を思い浮かべる人も多いと思います。
吹き抜けとは複数階にまたがる空間のことです。2階の床を一部分抜きとって上下階が繋がっている空間ですので必然的に天井が非常に高くなりひろびろとした開放的な空間となります。高い天井の上の方に窓を設けるのが一般的で採光を確保しやすいのもメリットです。また日当たりの悪い敷地条件でも吹き抜けに天窓を設ければ日当たりの良い明るい空間にすることも可能。
吹き抜けは上下階にまたがって縦のつながりをもたせた空間ですから、もちろんスキップフロアとの相性も抜群です。また吹き抜けのリビングは誰もが憧れるおしゃれな間取りの王道ですね。
吹き抜けリビングの開放感は圧倒的ですし、日当たりも確保しやすいので居心地のいいリビングになりますよ。
吹き抜けはまさに「おしゃれな間取りの王道テクニック」とも言えますが、メリットだけでなくデメリットも複数あります。メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
吹き抜けの家は、本来あるべきだった上階の床を抜きとって広々とした大空間を実現する間取りですので、当然、家の総床面積は狭くなってしまいます。敷地面積に余裕がない場合は吹き抜けの間取りは慎重に判断しましょう。また、吹き抜けの間取りは上階や下階に音やニオイが筒抜けになりやすい点や空調効率が低下するのもデメリットです。。
吹き抜けの間取りをつくるのであれば断熱性能はしっかり重視しておくべきでしょう。
画像出典:積水ハウス【https://www.sekisuihouse.co.jp/】
- 室内の開放感がアップし広く感じる
- 採光を取り入れやすい
- 室内の風通しがよくなる
- 家のなか全体が繋がり、家族の気配を常に感じられる
- 空調効率が低下する
- 音やニオイが筒抜けになる
- 総床面積が狭くなる
- 高いところに配置した窓は掃除が大変
間取りがおしゃれな家
次は間取りがおしゃれな家についてまとめていきます。
自由設計の注文住宅は、間取りもある程度自由に決めることができます。せっかくイチから自分好みに建てられる注文住宅ですから、おしゃれで素敵な間取りの家にしたいものですよね。
とはいえ、間取りは生活に密接にかかわるもの。たとえおしゃれでも生活がしにくかったり、住宅性能が低下してしまう間取りは考えものです。
この項目では世間一般でおしゃれといわれる間取りのメリット・デメリットも紹介しておきます。好みの間取りを見つけたうえでメリット・デメリットも把握しておきましぃおう。
- 中庭のある家
- 屋上のある家
- 回遊動線のある家
- スキップフロアの家
- 小上がりのある家
それでは「間取りがおしゃれな家」を順番に深掘りしていきます!ぜひ好みの間取りを見つけてくださいね。
おしゃれな中庭のある家
画像出典:積水ハウス【https://www.sekisuihouse.co.jp/】
おしゃれな家と聞いて「中庭のある家」をイメージする人も多いのではないでしょうか。
中庭のある家って本当に素敵ですよね!誰もが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか?!筆者も中庭のある家は大好きです。
ご存知ない方のため、念のため説明しますが「中庭」とは家の中の囲まれた空間にある庭のこと。
中庭は家の中とも外ともいえるプライベートな空間で、ご近所からの視線を気にすることなく寛げます。お子様を安心安全に遊ばせることもできますし、ご近所さんに迷惑をかけずに煙草を一服…なんてことも思いのまま。天気のいい日は友人を招待して中庭でバーベキューをするのも素敵です!中庭のある家に友人を招待すれば「おおー!」と歓声があがること請け合いでしょう!
また中庭があることで家の中全体に明るい自然光を採り入れられるため、全の中全体が非常に明るくなるほか、風通しも抜群によくなります。気候の良い時期なら、中にはの窓を開け放って自然な風を家の中に取り入れられるのも嬉しい特徴です。中庭があるだけですごく開放的な家になることは間違いないでしょう。
ただし、中庭のある家もメリットだけではありません。まず第一に中庭をつくるには敷地面積に余裕があることが前提です。中庭とは「家の中の本来、居住空間だった箇所をくり抜いて庭にする」ということ。ですから中庭は当然、室内の居住空間を圧迫します。室内の居住空間が十分でないのに無理して中庭を作るのはナンセンスと言えるでしょう。
しかし「中庭=敷地をぜいたくに使う」という前提条件があるからこそ「中庭のある家」は、ただそれだけで「余裕」を感じさせ、おしゃれな家という印象を与えるのでしょう。
また中庭のある家は「室外に面する外壁・窓が増える」ということですので、家のトータル的な断熱性能は低下します。中庭のある家を建てるのであれば、断熱性能は重視しておきたいところです。
画像出典:オークヴィレッジ木造建築研究所【https://www.oakv.co.jp/】
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】
- プライベート空間の庭
- 中庭によって余裕感・高級感を感じられる
- 家の中全体に明るい光を取り入れられる
- 風通しが抜群によくなる
- 効率的な生活動線が実現しやすい
- 価格(建築コスト)が高くなる
- 居住面積を圧迫する
- 断熱性が悪化する
- メンテナンス・お手入れの手間がかかる
- 中庭の「排水・水はけ」には注意が必要
おしゃれな屋上のある家
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
「屋上のある家」もおしゃれな家のジャンルの一つと言えるかも?!屋上のある家って本当に素敵ですよね」!ちなみに一戸建てについている屋上は「スカイバルコニー」と呼ぶこともありますよ。
なんといっても屋上のある家は眺望の良いプライベート空間を確保できるのが一番のメリット。友人たちを招いて屋上でバーベキューパーティーを開くのも憧れますよね。家庭菜園を造ってみるのもいいですし、防水仕様のソファセットを置けばリゾート風空間で優雅なティータイムを満喫することもできちゃいます。お子様のプール遊びもできますし、ウッドデッキを敷設して愛犬と戯れることも。屋上のある家は夢がありますね!
ただし「屋上のある家」は実はデメリットもあります。
屋上のある家の最大のデメリットは「雨漏りのリスクが上がる」ことです。もちろん屋上も防水処理をしていますが、屋根と比較すると防水性は格段に下がります。家にとって雨漏りは大敵。特に木造住宅で雨漏りしてしまうと構造躯体の腐食や劣化を招くこともあるため注意が必要です。屋上のある家は屋上の防水メンテナンスが必要不可欠ですので維持管理費用もかさんでしまいます。屋上のある家を建てるなら、初期費用だけでなく維持管理費用についても前もって把握しておくべきです。
それに屋上のある家は、トータル的な断熱性能も低下すると考えておきましょう。「屋上を造る=その部分の屋根を取り払う」ということです。住宅の屋根は断熱性能にも影響する重要な箇所で、特に夏の日差しを遮る役割は大きいため、屋根がない屋上の直下にあたる室内は夏の暑さに悩まされるかもしれません。
屋上のある家は見た目はおしゃれですし、友人たちを招待してパーティーするのにももってこいのプライベート空間ですが、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】
- 眺望の良いプライベート空間を確保できる
- 開放感のある室内環境を演出できる
- 価格(建築コスト)が高くなる
- 雨漏りのリスクが高まる(建物の劣化につながるおそれあり)
- 夏暑くなる可能性がある
- メンテナンスコストが高い
- 屋上までの上り下りがつらい
- 住環境によってはあまり使う機会がない
回遊動線のあるおしゃれな家
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
「回遊動線」という言葉はご存知ですか?
回遊動線とは、その名の通り「家の中をぐるぐると回遊できる動線」のこと。家の中に行き止まりを極力なくして回遊できるようにして、各部屋へのアクセスルートを増やし家の中をショートカットできるように工夫した間取りのことです。
回遊動線が工夫された室内は、家の中をぐるぐると回遊できるため部屋へのルートを近道できて非常に生活がしやすいと言われています。特に重い荷物を持っている時などは回遊動線でショートカットできると便利ですよね。
回遊動線のある家は「おしゃれな家」というよりは、どちらかというと「生活しやすい家」といった方が正確かもしれませんが、実用性を伴った工夫が施された家はおしゃれさも醸し出すものです。おしゃれな家の間取りに回遊動線が工夫されているものも少なくありません。それに行き止まりのある家は閉塞感を感じてしまうこともあります。行き止まりを極力なくし回遊できるように造られた家は開放感を感じられるメリットもあるでしょう。
ただし回遊動線は居住スペースや収納スペースを犠牲にして通路にするということですので、ある程度広さに余裕がないと大きなメリットを感じられずに、逆に狭苦しい家になってしまうかもしれません。また家の中にショートカットできる動線をつくることによって、家族間のプライバシーを確保しにくくなるケースもあります。
回遊動線のある家にするなら、建築士・設計士と相談しながら実際の生活をしっかりイメージしておくことが大切でしょう。
画像出典:大成建設ハウジング【https://www.palcon.jp/】
- 生活がしやすくなる
- 子どもの遊び場になる
- 室内に開放感が生まれる
- 居住・収納スペースが減る
- 家族間のプライバシー確保がしにくいケースもある
おしゃれなスキップフロアの家
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
スキップフロアを上手に活用した家もおしゃれな間取りの一つと言えるでしょう。
スキップフロアとは、フロアの高さをずらして中2階や中3階などの半層階をつくって縦の空間の広がりを活用した間取りのことです。
段差を活かして中層階をつくるスキップフロアは目線の高さが変わるため、間仕切りがなくとも自然と空間を区切れます。間仕切りが少ない間取りも可能なので空間を広く感じやすい間取りのがメリットの一つ。またスキップフロアは廊下を使わずに部屋を区切ることも可能ですので、部屋に使えるスペースや収納スペースが増えるというメリットも。
特に天井高1400mm以下の収納スペースとの相性は抜群です。半層階をつくるとどうしても、もう半層階は空間が余りますので天井や吹き抜けにして開放的な間取りにするのもいいですが、天井の低い収納スペースにすると家の収納力が大幅にアップします。
スキップフロアは空間を立体的に活用する間取りなので、ただの2階建て、3階建ての間取りに比べて床面積を広く確保することが可能です。そのため敷地面積が狭い狭小地と相性ピッタリ。敷地面積に余裕がなくても家の中に上手に高低差をつけることで、見た目もおしゃれになりますし、居住空間を広く確保することも可能です。
立体的な高低差で空間を賢く使うスキップフロアは、どことなく「秘密基地」や「隠れ家」を思わせるおしゃれ感がありますよね。遊び心にもあふれた間取りをお求めならスキップフロアは検討してみてもいいかもしれません。
ただしスキップフロアはデメリットもあることを理解しておきましょう。そもそもスキップフロアは段差によって部屋を仕切る間取りのためバリアフリーな家では無くなってしまいます。若いうちはよくても年を取ってからは段差を上り下りするのが大変になるかもしれません。
スキップフロアの家は上手く生活をイメージして造らないと「段差ばかりで使いにくい間取り」になるケースもあります。
また間仕切りを使わずに段差でゆるやかに空間を区切るスキップフロアは開放感があり風通しが良い反面、空調効率は悪くなります。スキップフロアを採用する場合は家全体の断熱性能は重視しておきましょう。
画像出典:ネクストハウス【https://nexthouse.jp/】
- 立体的な間取りで空間を広く活用できる
- 狭小地でも無駄なく空間を活用できる
- 視覚的に室内が広く感じやすい
- 収納面積を増やせる
- 吹き抜けや高天井と相性が良い
- 高低差のある敷地条件と相性が良い
- 価格(建築コストが高くなる)
- バリアフリーでなくなる
- 間仕切りが少なくなるため空調効率が低下する
- 固定資産税が高くなる(床面積が増えるため)
おしゃれな小上がりのある家
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】
小上がりのある家も素敵ですよね!
「小上がり」というのはリビングの一角に、少し段差を上げて造られた空間のことです。少し段差のあるスペースがあるだけでリビング立体的な空間になり、グッとおしゃれ感が増しますよ。
小上がりには和室が採用されているケースも多いですね。リビングの横にくつろぎのスペースがあるのは嬉しいものですよ。お子様がいる家庭では、子どもの遊び場スペースにするのも良いでしょう。小上がり和室にアクセントクロスを貼ればさらに「おしゃれ感」を醸し出せます。
もちろん小上がりは和室でなくてもOKです。掘りごたつ風にしてもおしゃれですし、最近はリビング学習も流行っていますから学習スペースにするのも面白いですね。
ただし小上がりは段差がありますので「バリアフリーでなくなる」というデメリットはあります。小さなお子様がいるご家庭では落下のリスクがあるため、ある程度大きくなるまでは柵を付けるなど安全面には注意しましょう。
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
画像出典:セキスイハイム【https://www.sekisuiheim.com/】
- リビング横にくつろぎのスペースができる
- 立体的な空間になる
- 段差に腰をかけられる
- 収納スペースが増える
- 設計自由度が低い場合がある
- メンテナンス費用が高額になる可能性がある
- 敷地面積が狭いと、居住空間が狭くなる可能性がある
- インテリア選びが難しい
おしゃれな家を建てるおすすめハウスメーカー
さて、前述までいろいろなジャンルのおしゃれな家をピックアップしましたが、好みのマイホームのイメージはできましたか?
おしゃれな家は「建築事務所」や「設計事務所」が手掛けているケースが多いですが、建築事務所や設計事務所は施工可能エリアがあまり広くありません。近くにオシャレでかっこいい家を建てる評判の建築事務所があればいいですが、そうでないケースも多いと思います。
そこで全国展開している施工可能エリアの広いハウスメーカーのなかで、特におしゃれな家を得意としている会社をいくつかピックアップさせて頂きます。
住友不動産
特徴 | 高級マンション仕様のおしゃれな注文住宅 |
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長所(メリット) | 住宅性能・デザイン・価格のバランスが良い |
短所(デメリット) | 保証がやや物足りない |
平均坪単価 | 60~75万円 |
おしゃれ度(主観コミ) | ★★★★★ |
施工可能エリア | 全国 |
おしゃれな家を建てたいならば「住友不動産」は注目しておくべきハウスメーカーです!
住友不動産といえば、大型のテナントビルや高級マンションなど大規模開発をメインに手掛ける大手デベロッパーのイメージですが、個人向けの注文住宅事業も幅広く手掛けています。
住友不動産は、まるで高級マンションをダウンサイジングしたような「都会的でモダンなおしゃれな家」を得意とするハウスメーカー。水平ラインを多様した都会的で洗練されたデザインの家は非常にモダンでおしゃれです。また、外観だけでなく内装も高級マンション仕様のものを標準仕様で採用できるのも大きなポイント。外観・内装ともに高級マンションのような重厚感ある仕上がりに期待できます。
また住友不動産の評価すべき点はデザイン面だけではありません。耐震性をはじめとした住宅性能も非常に優秀。まず耐震性に関してはすべての工法において標準仕様で「耐震等級3(最高等級)」を取得。さらに「制震システム」まで標準採用しています。
気密性・断熱性に関しては工法によって差がありますが、いずれも決して低い数値ではありません。特に上位の工法となる「ウッドパネルセンチュリー工法」「2×6工法」は極めて優秀なUA値(断熱性の数値)を誇ります。
加えて住友不動産は価格帯も中堅ハウスメーカーくらいです。デザイン性・住宅性能・価格のバランスが非常に優れたハウスメーカーですので、おしゃれな家を建てたいならばぜひチェックしておきましょう!
住友林業
特徴 | 木造専門の高級ハウスメーカー |
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長所(メリット) | 提案力が高い・設計自由度が高い |
短所(デメリット) | 価格が高い |
平均坪単価 | 70~90万円 |
おしゃれ度(主観コミ) | ★★★★ |
施工可能エリア | 全国 |
おしゃれな家といえば「住友林業」は外せないハウスメーカーといえるでしょう!住友林業は木造住宅専門の大手ハウスメーカーで、外観・内装・間取りともにおしゃれで高級感のある家が人気です。
住友林業は非常に地震に強く、なおかつ設計自由度も高いオリジナル構法「ビッグフレーム構法」を採用しているため、室内に余計な柱・壁を配置する必要がなく「大空間のひろびろリビング」や「大開口の窓・コーナー窓」など開放的でおしゃれな間取りを得意としています。
また、住友林業の家づくりは営業マンのほかに建築士・インテリアコーディネーター・エクステリアプランナー・トータルプランナーなど家づくりに関わるそれぞれの分野のエキスパートが集結してチームで家づくりを進めます。
各分野のエキスパートがチームで施主の要望を受け取り提案してくるため、住友林業は「提案力も非常に高い」ことが特徴です。
おしゃれな家を建てるには「プロからの提案」が必要不可欠。住友林業はハウスメーカーの中でも特におしゃれな家を建てるのに長けているハウスメーカーといえるでしょう。
坪単価はやや高めですが、選ぶオプション次第で価格を抑えることも不可能ではありません。大空間のリビングや大開口の窓など「開放感のあるおしゃれな家」を求めているならば、住友林業はぜひともチェックしておきましょう!
積水ハウス
特徴 | 鉄骨造が主力の日本を代表するハウスメーカー |
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長所(メリット) | 耐火性・耐震性など安全性が高い |
短所(デメリット) | 気密性・断熱性がイマイチ |
平均坪単価 | 70~85万円 |
おしゃれ度(主観コミ) | ★★★ |
施工可能エリア | 全国 |
おしゃれな家を建てたい方は積水ハウスもぜひチェックしておきたいハウスメーカーです。
積水ハウスは鉄骨造住宅をメインに手掛けるハウスメーカーで、強靭な鉄骨造ならではの「自由な間取り」が特徴ですね。
住友林業と同じく「大空間の吹き抜けリビング」や「大開口の窓・コーナー窓」など開放的で高級感のある空間造りには定評があるハウスメーカーです。
また積水ハウスは外観人気も非常に高いです。と、いうのも積水ハウスは「ダインコンクリート」や「ベルバーン」「エコルデックウォール」などオリジナルのおしゃれな外壁を多数用意しているからです。なかでも積水ハウスのフラッグシップモデル「イズシリーズ」に採用されるコンクリート外壁「ダインコンクリート」は分厚く意匠も深く掘りこまれており、高級感・重厚感バツグン!もちろん本物のコンクリート外壁ですので、構造躯体は鉄骨造でもまるで見た目は鉄筋コンクリート造のような重厚さです。
ダインコンクリート外壁にほれ込んで積水ハウスに決める方もたくさんいらっしゃるようですよ!
高級感・重厚感のあるおしゃれな家を建てたい方は、積水ハウスの注文住宅は一見の価値があると思いますよ。また国内最大手のハウスメーカーですので、他社と比較するための「一つの基準」とするのにちょうどいいハウスメーカーともいえますよ!
フリーダムアーキテクツデザイン
特徴 | 幅広いエリアでデザイナーズ住宅を手掛ける建築設計事務所 |
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長所(メリット) | デザイン性はピカイチ・狭小地・変形地のプランも得意 |
短所(デメリット) | 住宅性能は不透明な部分も |
平均坪単価 | 45~85万円 |
おしゃれ度(主観コミ) | ★★★★★ |
施工可能エリア | 関東・関西・東海・九州など |
そしておしゃれな家と忘れてはいけないのが「フリーダムアーキテクツデザイン」ですね!
フリーダムアーキテクツデザインは正確にはハウスメーカーではなく建築設計事務所ですが、関東・関西・九州・東海地方と、全国に近い規模で拠点(スタジオ)を持っており施工対応地域が非常に広いためハウスメーカーと同じ位置付けでオススメしています。
ハウスメーカーの場合、自由設計の注文住宅といっても住宅部材などある程度「規格化」されており標準仕様に沿ってオプションを追加することで好みのデザインに変更することができますが、設計事務所は建築士とともに施主の希望にもっとも近い形で注文住宅を建てるため、特に標準仕様もなければ構造の制限などもありません。つまり、施工会社が対応できる構造であれば木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造などあらゆる構法で家を建てることができる、本当の意味での「完全自由設計の注文住宅」と言えます。
建築事務所ですので「デザイン性の高さ」は他社ハウスメーカーをしのぐものがあります。外観・内観・間取りともに非常にデザイン性が高いものを提供しているのがフリーダムアーキテクツデザインの強みです。モダン・和モダン・洋モダン・コンクリートの家など、フリーダムアーキテクツデザインなら選択肢はそれこそ無限大です。
おしゃれなデザイナーズ住宅を建てたい方は、フリーダムアーキテクツデザインはぜひチェックしておくべきハウスメーカー(建築設計事務所)です。
おしゃれな家を建てる手順
さて、ここまででおしゃれな家のおおまかなジャンルが分かったと思います。
あなたの好みの「おしゃれな家」はありましたか?
と、いうことで実際におしゃれな家を建てる手順を解説していきますね。
マイホームは「ほとんどの方が一生に一度買うかどうか」という特別なお買い物です。当たり前ですが、マイホームを買うことに馴れている人はほとんどいないでしょう。
こういう方もたくさんいらっしゃるはずです。
実はマイホームを建てる手順は非常に大切なもので、ここを端折ってしまうと夢のマイホーム計画が失敗してしまう可能性もあるのです!
数千万円単位の買い物で失敗してしまうなんて…怖いですね。でも大丈夫です。しっかり正しい手順を踏めば、マイホーム計画で失敗してしまう確率を格段に下げられます。当サイトでしっかりマイホームを建てる手順を学んでおきましょう。
まずは予算上限を決める
まずマイホーム計画で大切なのは「予算上限」です。
ここがブレると、マイホーム計画そのものがブレブレになってしまいますのでここは家族全員でしっかりと決めておくべきです。
・借り入れする住宅ローンはいくらまでなら無理なく返済していけるのか?
この点をしっかり考えましょう。
住宅ローンの借り入れ総額は毎月の返済額をもとに計算するのが一般的です。できれば住宅ローンの毎月の返済額は世帯収入における20~25%前後におさめるのが理想的です。
そして、次に予算と施工エリアに合うハウスメーカー・建築会社の中から好みの「かっこいい家」を建てる会社を探しましょう。
ハウスメーカー・工務店・建築事務所・設計事務所はそれこそ星の数ほどありますが、予算にあう会社でなおかつ施工エリアが合致している会社を絞り込めばそれほど数は多くないはずです。(もちろん地域にもよりますが)
星の数ほどあるハウスメーカー・工務店・建築事務所のなかから、施工エリアに合わない会社を候補に選んでも時間のムダになってしまいます。
予算に関しても同じことが言えます。
いくら魅力的なかっこいい家を建てるハウスメーカーであっても、予算に合わないハウスメーカーを選ぶのはオススメできません。
正直、住宅ローンの借入額は正直、年収の10倍程度までなら、割とカンタンに審査が下りてしまいますので、単純に当初考えていた予算から少しくらい予算上限を増やすことはカンタンといえばカンタンです。
ですが住宅ローンの借り入れ金額を増やせば、当然ながら毎月の返済額も増えます。急に年収がアップするわけではありませんから、毎月の住宅ローン支払い額が増えればそれだけ家計を圧迫してしまいます。
せっかく理想的なかっこいい家に住むことができても「住宅ローン貧乏」になってしまってはスマートではありませんよね。マイホーム計画の当初でしっかり家族で話し合って決めた予算上限を軽はずみに上乗せしてしまうことはオススメできません。
ということですので、しっかり「予算」と「施工エリア」に合うハウスメーカーを厳選してカタログ請求をしましょう!
住宅カタログを比較する
予算上限がしっかり定まったら、次は住宅カタログを比較しましょう。
住宅カタログを比較する項目もマイホーム計画において「ものすごく重要」と考えてください。
例えばみなさんは家電などある程度大きな金額のお買いものをする時には、あらかじめどの会社の製品が性能がいいか?どこで買えば最安値で買えるか?など比較しませんか?
だってなにも知らないで、性能の悪い家電を店員に言われるままに高い金額で買っちゃったら損だもん。
まさにその通り。家もこれと同じ理屈です。
むしろ家というのは家電よりも、もっともっと「デザイン」「性能」「価格(坪単価)」の差が大きいものなのです。
当サイトをご覧いただいただけでも、いろいろな特色のおしゃれな家を手掛けるハウスメーカー・建築会社があることがわかると思います。
それにデザイン性ならみればわかりますが、住宅性能は家の形状を見ただけではほとんどわかりません。だから住宅カタログにおけるスペックを比較することが非常に重要なのです。
何冊か住宅カタログに目を通していただければ、その会社が家のどの部分に力を入れているか?という点がなんとなくわかってきます。例えば、
こんなことに気がつくはずです。各ハウスメーカー、自信があるところは大々的にアピールしますし、自信がない部分は小さく記載する、あるいは記載していないこともあります。複数社の住宅カタログに目を通すだけで、ある程度のハウスメーカーのことがわかるようになります。だから、住宅カタログを比較する工程は非常に重要なのです。
また注文住宅というのは、基本的に「定価」という概念がありません。注文住宅は施主の希望通りの住まいを作り上げていく、いわゆる「オーダーメイドの家」です。当然、施主ごとに敷地条件も異なりますし、希望する間取りや設備、グレードなどの仕様も全く異なります。だからあらかじめ規格化されたモノと違って注文住宅にはほとんどの場合「定価」が付けられていないのです。
定価がないということは、つまりハウスメーカーによって価格がバラバラということです。
例えばA社・B社・C社の3社にほぼ同条件の希望を出しても、見積り金額に数百万円単位の差が出る可能性が極めて高いです。それどころか、比較するハウスメーカーによっては数千万円単位の差額が出るケースもそう珍しくない事例です。
もし、ハウスメーカー・建築会社を比較しないでマイホームを建ててしまえば、後から似たような家なのに数千万単位も安く建てられたことを知ってしまったら…後悔するどころの話では済まないと思います。
だからこそマイホームを購入する時は「兎にも角にも比較が重要」なのです!
そしてハウスメーカーや建築会社、地場工務店を効率的に比較検討するならば、特にオススメするのが「タウンライフ」というサービスです。
大手ハウスメーカー以外にも、おしゃれで住宅性能の良い家を建てる中小建築事務所、中小工務店などはたくさんあります。でも、自分の希望エリアに対応している施工会社を1社1社、自分で見つけるのは現実的ではありませんよね。
タウンライフなら、希望のエリア・予算に対応しているハウスメーカーから一気に住宅カタログを取り寄せることができますし、さらに「具体的な間取りプラン」を提案してもらうこともできちゃいます。
全国600社以上の優秀な施工会社が登録しているため、個々の条件にピッタリ合うおしゃれな家を建てる施工会社にきっと巡り会えますよ。もちろん完全無料ですので、気軽に試してみましょう!
候補のハウスメーカーを訪問
予算と施工エリアに合致する住宅カタログを比較すれば、カタログ請求をした複数社のなかからさらにお気に入りのハウスメーカーが出てくるはずです。(もしお気に入りのハウスメーカーがなければ、何回でもカタログ請求の時点からやり直しましょう)
候補のハウスメーカー、工務店、建築事務所を絞り込めたらいよいよ「訪問」してみましょう。カタログを比較した時点では魅力的に思えたハウスメーカーでも、いざ実際に担当者と顔をあわせてみると「ぜんぜんおしゃれな家のセンスも合わないし期待ハズレだった…」というケースも少なくありませんので、訪問して実際に話を聞いてみるハウスメーカーも少なくとも5社程度は選んでおきたいところです。
訪問して話をすればザックリとした概算予算を教えてもらえますので、価格や理想の家が建てられるかどうかをよりしっかりと比較できるようになるはずです。
3社程度で相見積もりしよう
複数社のハウスメーカー・工務店・建築事務所を訪問して、ザックリとした見積もりを出してもらう段になれば本格的に本命の建築会社を絞り込めるようになっているはずです。
ですが、本格的に本命のハウスメーカーを絞り込んでいたとしても安易に契約をしてしまうのは早計です。家は一生一度の高額な買い物です。もし少しでもお値引きして貰えるのであれば、それに越したことはありませんよね。
最終的な値引き交渉を有利に進めるためにも、必ず候補のハウスメーカーは複数社絞り込んで「相見積もり」を取ることを強くオススメします。
マイホームの場合、「アレもいいな!コレもいいな!」と思っても最終的に契約まで至る会社は”ただの一社のみ”です。ハウスメーカー側もライバルの会社がたくさんあることは重々承知しており、最終的に相見積もりを取っている会社があれば、最後の最後で価格面で競ってくる可能性は十分あります。
相見積もりを取ることが、最終的な値引き交渉の「重要なカード」になるのです。
ハウスメーカーとしても決まりかけた契約を他社に取られてしまうくらいなら、多少の値引きをしたとしても決めたいもの。この時に施主側に複数の選択肢があることで、本命のハウスメーカーからも渾身のディスカウントを引き出せる可能性が高まるというわけです。
もし、すでに心に決めたハウスメーカーや建築会社があったとしても、必ず最終判断をする前に相見積もりをしていることを担当者に伝え、値引き交渉をすることをオススメします。
ここまでがおおまかな「理想のマイホームを建てる手順」です。細かいことを言い出すと「住宅ローンはどこの会社を選べばいいか?」「仮契約は何社とすべきか?」など他にもたくさんの疑問があると思いますが、細かい点に関しては他にも事細かに説明してくれているウェブサイトがたくさんありますから、そちらにお任せすることにします(笑)
当サイトではとにかく「最初の入り口」である「好みのおしゃれなデザインの家」に目星を付けるという目的に活用して頂ければと思います。
そしてマイホーム計画で損をしてしまうこと、後悔してしまうことができる限り減るように非常に大切で基本中の基本の「理想の家を建てる手順」を説明させて頂きました。ぜひ当サイトを上手く活用して理想通りの「おしゃれな家」を建ててください!
- まずは予算上限を決める
- 予算と施工エリアに合う会社を探す
- 候補のハウスメーカーを最低5社以上選んでカタログ比較
- カタログ比較したハウスメーカーからさらに厳選し訪問する
- 実際に見に行ったら3社以上で相見積もりをとる
- 相見積もりを最終的な価格と仕様を比較
- 家族全員で最終判断
- 本命のハウスメーカーと契約
おしゃれな家カタログ まとめ
おしゃれな家カタログをご覧になっていかがでしたか?
おしゃれな家と一言で言っても「外観がおしゃれな家」「内装がおしゃれな家」「間取りがおしゃれな家」などいろいろなジャンルのおしゃれさがあることに気づかれたと思います。
また、家は一生に一度の買い物ですから当然おしゃれなデザインも重視したいですが、おしゃれさだけを重視するのも考えものです。
マイホームは長く住むことが大前提ですから、一時の流行でデザインを決めてしまうのではなく、年月が経ってもいつまでもおしゃれでかっこいいデザインを選びたいものですね。
もちろん、デザインだけでマイホームの施工会社を決めてしまうのも早計です。長く住むマイホームにとって本当に大切なのは「住宅性能」です。特に家族の安全を守る耐震性・耐風性・耐火性は重視して頂きたいです。また家族がずっと快適に暮らせるために「気密性・断熱性」もぜひ注目してみてください。気密性・断熱性が高い家は、光熱費などのランニングコストも抑えることができ満足度が高いです。
いずれにしてもマイホームはなにか一つだけが突出していてもダメです。価格・デザイン・住宅性能・メンテナンスコストなどをあわせた「総合力」で判断するのが望ましいでしょう。
当サイトでは、特に外観・内観などのデザインに特化しておりますが、皆様が好みのハウスメーカーを探す「とっかかり」となれば嬉しい限りです。
ぜひ、好みのおしゃれでかわいい&かっこいいデザインの家を見つけて最終的な判断は「総合力」で選んでくださいね。
マイホームは人生でもっとも高額なお買いもの。絶対に失敗できませんよね。
注文住宅の家づくりで失敗しないために大切なことは「とにかく比較すること」です!
マイホームほど高い買い物でなくても、車や家電など高額な買い物をするときは「どの製品がおしゃれで性能が良いか?」必ず比較しますよね。
マイホームも同じです。デザインは似ていても価格や性能には大きな差があるのです。注文住宅の家づくりではまずは候補のハウスメーカーを複数社見つけ「比較すること」から始めましょう!
おしゃれな家を建てるハウスメーカーを比較するなら「タウンライフ」が断然オススメです!
タウンライフは全国600社以上の優良施工会社が登録している注文住宅のトータルサポートサイトです。希望のエリアなど必要事項を記入するだけで、エリア対応しているハウスメーカー・工務店・建築会社から具体的な間取りプラン・予算がすぐに提案してもらえるんです。全国600社もの建築会社が登録しているので、外観・内装・間取りともにきっとあなた好みのおしゃれな家を建てるハウスメーカーが見つかるはずです!
人生一度のマイホーム計画。おしゃれな家を失敗しないで建てるためにもまずはタウンライフで「候補のハウスメーカーを比較」することから始めましょう!
最短3分、家づくりはまずは「比較すること」から始まります!