「回遊動線(かいゆうどうせん)」という言葉はご存知ですか?
回遊動線とは「家の中をぐるぐると回遊できる動線」のことです。家の中に行き止まりを極力なくしてぐるぐると回遊できる設計にすると家の中にショートカット(近道)できる動線となり、家事や育児などの生活がしやすい間取りになるうえ見た目も非常におしゃれに見えますよ!利便性とおしゃれさを両立したマイホーム、それが回遊動線のある家です。
このページでは回遊動線のある家の特徴やメリット・デメリットをまとめるほか、回遊動線の家の内装・間取りの実例画像をたくさんピックアップしていきます。
このページをご覧頂ければ、おしゃれで生活がの利便性が格段にアップする「回遊動線のある家」をイメージしやすくなるはずです。ぜひチェックしてみてくださいね!
回遊動線のある家とは
回遊動線のある家とは、家の中での行き止まりを極力なくして「ぐるぐると回遊できる生活動線=回遊動線」を確保した家のことを言います。
各部屋へのアクセスルートを増やしたり、キッチンをアイランドキッチンにしてぐるぐると回遊できるようにしたりすると家の中にショートカットできる動線ができ、格段に生活の利便性がアップします。特に重い荷物を持っている時などは回遊動線でショートカットできると便利ですよね!
回遊動線のある家は生活の利便性がアップするのはもちろん、実用性を伴った機能美を携えた工夫はおしゃれさも醸し出すもの。
特におしゃれな外観、おしゃれな内装に「回遊動線の工夫」が組み合わされば機能美を伴ったおしゃれな家に!実際、おしゃれな家の間取りには回遊動線が工夫されているケースも多いです。
暮らしやすくおしゃれな家を目指すなら、回遊動線のある間取りを工夫されてみてはいかがでしょうか!
回遊動線のある家の内装・間取りの実例画像
それでは回遊動線のある家の実例をみていきましょう!文章で説明するよりも実際に回遊動線のある家の内装・間取りの実例画像をご覧になった方がよりわかりやすいはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね!
3つの回遊動線のある家 内装・間取り(株式会社OKUTA)
画像出典:株式会社OKUTA【https://passiv.jp/】
埼玉県の一級建築事務所「株式会社OKUTA」が手掛ける回遊動線のある家の間取りです。この間取りですと、パントリー、収納、そしてバルコニーに二つの出入り口を設け回遊できるようになっています。できるだけ行き止まりを作らない間取りは回遊性が高まり、生活が楽になるといわれています。
回遊動線のある家 内装・間取り(住友林業:グランドライフ平屋)
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】
木造大手ハウスメーカー「住友林業」の平屋モデル「グランドライフ平屋」の回遊動線のあるプランニングです。キッチン裏の水回りが回遊できる造りになっており、家事をスムーズに行えるように考えられています。平屋は上下移動がないため、ただでさえ楽な生活動線となりますが、回遊動線をつくることによってさらに生活がしやすくなりますね。
回遊動線のある家 間取り(大成建設ハウジング:パルコン)
画像出典:大成建設ハウジング【https://passiv.jp/】
こちらは鉄筋コンクリート造の堅牢な一戸建て住宅を手掛ける大成建設ハウジングの「パルコン」シリーズの回遊動線のあるプランニングです。リビング、キッチン周り、洗面所などに複数の出入り口を設けており、回遊動線を作っています。家の中をぐるぐると回遊できる間取りにすることで「戻る」動作がなくなり、最短距離で生活することができます。また、家の中をぐるぐると回れる動線にすることで視覚的に広く感じる効果もあります。
回遊動線のある家 内装・間取り(石友ホーム)
画像出典:石友ホーム【https://www.ishitomo-home.co.jp/】
北陸地方のハウスメーカー「石友ホーム」の回遊動線のあるプランニングです。キッチンと水回りに回遊性を持たせることで行き止まりをなくし、ぐるぐると回遊できるスムーズな家事動線をつくっています。
階段を中心にした回遊動線のある家 間取り(秀光ビルド)
画像出典:秀光ビルド【https://shukobuild.com/】
関西圏を中心に人気を誇るローコストハウスメーカー「秀光ビルド」の回遊動線のある家のプランニングです。階段・キッチン・洗面脱衣室・ホールを回遊できる動線ができていますね。また和室にも2つの入り口がありますのでここも回遊動線になっています。家事が楽にできそうな間取りですね。
回遊動線のある家のメリット
実例をご覧になって「回遊動線のある家」のイメージは沸きましたか?暮らしやすさという実用性を伴う機能美はおしゃれに見えますよね!
それでは次に回遊動線のある家のメリット(良いところ)とデメリット(悪いところ)についてもっと詳しくみていきましょう!まずは回遊動線のある家のメリットからです。
- 生活がしやすくなる
- 子どもの遊び場になる
- 室内に開放感が生まれる
生活がしやすくなる
回遊動線のある家の最大のメリットは、家の中にショートカットできる動線ができることによって生活のしやすさが格段にアップすることでしょう。家は毎日生活する場所ですから、少しの距離でも近道できると、トータルでは大きな時短に繋がり生活のしやすさが格段に変わりますよ。
子どもの遊び場になる
回遊動線のある家は、家の一部をぐるぐると回遊できる造りになっているためお子様のかっこうの遊び場になります。家の中の安全な場所にお子様の走り回れる遊び場ができるのも回遊動線のメリットの一つと言えるでしょう。
室内に開放感が生まれる
回遊動線のある家は家の中の「行き止まり」を極力少なくした間取りとなり、ぐるりと回遊できる造りになっているだけで開放感を感じやすい家になります。ワンフロアに回遊動線を複数造れば、家のなかの往来はそれこそ縦横無尽でしょう!どこからでも移動しやすい家は、中を広く感じやすく開放感を演出できます。
回遊動線のある間取りがおしゃれにみえるのは「開放感のあるイメージ」も手伝っていると言えるでしょう。
回遊動線のある家のデメリット
回遊動線のある家はメリットもありますが、デメリットも存在します。
理想のおしゃれな家を建てるには、好みの家のスタイルについてメリット(良いところ)・デメリット(悪いところ)の両面を把握することが大切です。良いところ、悪いところの両面を把握してはじめて自分の好みに合う理想の住まいがイメージできると考えましょう。
それでは回遊動線のある家のデメリットもみていきましょう。
- 居住・収納スペースが減る
- 家族間のプライバシー確保がしにくいケースもある
居住・収納スペースが減る
回遊動線を造るということは居住スペースや収納スペースを削って通路にするということでもあります。回遊動線のある家は、ある程度広さに余裕がなければ大きなメリットを感じられずに、逆に居住スペースの狭い家になってしまうかもしれません。
また無理して収納スペースを削って通路にしてしまうと、結局モノがあふれてしまい片付けにくい家になってしまうかもしれません。回遊動線のある家は、敷地面積にある程度の余裕が必要と考えておくべきでしょう。
家族間のプライバシー確保がしにくいケースもある
回遊動線によっては家族のプライバシーを確保しにくくなるケースもあるかもしれません。
例えば回遊動線を造る際に、各部屋に複数の入り口を造ると回遊性は上がりますが、家族のプライバシーは確保しにくくなります。部屋はプライバシーを守る大切な居住空間です。なんでもかんでも回遊できる動線をつくるのが暮らしやすい家ではありません。
おしゃれな家 回遊動線のある家のまとめ
回遊動線のある家は工夫次第で毎日の暮らしやすさが格段にアップする間取りです。たった少しの距離でも毎日ショートカットできるのは嬉しいもの。そして「実用性を伴う機能美」はおしゃれさも底上げします。おしゃれで暮らしやすい家はだれもが憧れますよね!
ただし、回遊動線のある家はある程度の広さがないと逆に狭苦しい家になってしまう可能性もあり、また家族のプライバシーを確保しにくい家になるケースもあります。回遊動線のある家にするなら、建築士・設計士と相談しながら実際の生活をしっかりイメージしておくことが大切でしょう。
回遊動線のある家を得意とするハウスメーカーは多数ありますので、いろいろなハウスメーカー・建築会社を比較してみることをオススメします!
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