スキップフロアの家の外観・内装・間取りを【実例画像付き】で解説

スキップフロアの家 内装・間取り3(フリーダムアーキテクツデザイン)

空間を立体的に賢く活用する「スキップフロア」を採用した家も非常におしゃれな間取りです!縦の繋がりを感じられるスキップフロアは狭小地とも相性バツグンで部屋の中の繋がりによって室内が広く見えます。開放感のいある室内空間はおしゃれ度もアップするでしょう。

このページではスキップフロアの家の特徴やメリット・デメリットをまとめるほか、スキップフロアの家の外観・内装・間取りの実例画像もたくさんピックアップしていきます。

当ページをご覧頂ければおしゃれなスキップフロアの家のイメージが固まると思いますよ!

スキップフロアの家とは

スキップフロアとは、1階、2階、3階だけなくフロアの高さを半階層ずらして中2階や中3階、半地下などを造る間取りのことです。

段差を活かして中層階をつくるスキップフロアは目線の高さが変わるため、間仕切りがなくとも自然と空間を区切れます。ゆるやかな縦の空間の繋がりを感じられる開放感のある間取りがスキップフロアの最大の特徴ですね!

スキップフロアは空間を立体的に活用する間取りなので、ただの2階建て、3階建ての間取りに比べて床面積を広く確保することが可能です。

そのため敷地面積が狭い狭小地と相性ピッタリ。敷地面積に余裕がなくても家の中に上手に高低差をつけることで、見た目もおしゃれになりますし、居住空間を広く確保することも可能です。スキップフロアの家は敷地面積が狭くても開放感を演出できる間取りと言えるでしょう。

また、スキップフロアは収納スペースを確保しやすい間取りでもあります。スキップフロアでは半層の段差を設けるため、余った半層を「大収納空間」として活用することができるからです。

立体的な高低差で空間を賢く使うスキップフロアは、どことなく「秘密基地」や「隠れ家」を思わせるおしゃれ感がありますよね。

遊び心にもあふれた間取りをお求めならスキップフロアは検討してみてもいいかもしれません。

スキップフロアの家の外観・内装・間取りの実例画像

文章で説明するよりも実際にスキップフロアの実例をご覧になった方がイメージしやすいと思います。この項目ではさまざまなスキップフロアの家の外観・内装・間取りの実例画像をピックアップしていきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!

スキップフロアの家 内装(フリーダムアーキテクツデザイン)

スキップフロアの家 内装・間取り1(フリーダムアーキテクツデザイン) スキップフロアの家 内装・間取り2(フリーダムアーキテクツデザイン)

スキップフロアの家 内装・間取り3(フリーダムアーキテクツデザイン)
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】

デザイナーズ住宅を全国規模で手掛けるフリーダムアーキテクツデザインの「スキップフロアの家」の建築実例です。LDKには大きな吹き抜け、リビング、ダイニング、キッチンをスキップフロアにして視線の高さを変えることで大きな繋がりをもたせつつ、空間をゆるやかに分けています。限られた敷地面積を立体的に賢く使う工夫が施された見た目にも非常におしゃれな家です。

構造軸組み現しの大胆なスキップフロアの家 内装(フリーダムアーキテクツデザイン)

構造軸組み現しのスキップフロアノイエ 内装・間取り1(フリーダムアーキテクツデザイン)

構造軸組み現しのスキップフロアノイエ 内装・間取り2(フリーダムアーキテクツデザイン)

構造軸組み現しのスキップフロアノイエ 内装・間取り3(フリーダムアーキテクツデザイン)
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】

こちらもフリーダムアーキテクツデザインが手掛けたスキップフロアの家です。こちらは構造軸海現しの大胆なスキップフロアを採用してLDKを立体的に配置しています。木質感あふれる内装と、立体的な間取りがうまくマッチングして非常におしゃれな家に仕上がっていますね!

ロースキップフロアの家 内装(フリーダムアーキテクツデザイン)

ロースキップフロアの家 内装(フリーダムアーキテクツデザイン)
画像出典:フリーダムアーキテクツデザイン【https://www.freedom.co.jp/】

こちらもフリーダムアーキテクツデザインの手掛けた建築実例です。斜線制限と狭小敷地の条件下で、開放的なLDK空間を実現するために低めのスキップフロアを採用。敷地面積以上に心地よい奥行きと広がりを感じられる工夫が施されています。

スキップフロアの平屋 内装 間取り(パナソニックホームズ)

スキップフロアの平屋 内装1(パナソニックホームズ)

スキップフロアの平屋 内装2(パナソニックホームズ)

スキップフロアの平屋 間取り(パナソニックホームズ)
画像出典:パナソニックホームズ【https://homes.panasonic.com/】

鉄骨造住宅を得意とする大手ハウスメーカー「パナソニックホームズ」が手掛けるスキップフロアの平屋です。平屋は立体的なメリハリをつけにくいのが難点ですが、中二階のスキップフロアを造ることで空間に立体的なメリハリができます。空間の繋がりを維持したまま、居住空間を段差によってゆるやかに分けることが可能なのがスキップフロアの良いところですね!

蔵とスキップフロアのある家 内装(ミサワホーム)

蔵とスキップフロアの家 内装(ミサワホーム) 蔵とスキップフロアの家 内装 蔵(ミサワホーム) 蔵とスキップフロアの家 内装 スキップフロア(ミサワホーム)

画像出典:ミサワホーム【https://www.misawa.co.jp/】

こちらはミサワホームの建築実例です。ミサワホームは、天井高1.4m以下の大収納空間「蔵(くら)」が人気のオプションです。天井高1.4m以下の空間を作ると自然と中二階ができるスキップフロアの間取りとなります。こちらのリビングにある一見、飾り棚に見える扉は、実は大収納空間「蔵」の出入り口となる引き戸で、蔵の上にはスキップフロアのモダンな和の空間になっています。お子様のいる家庭などは格好の遊び場になるでしょう。

スキップフロアのワークスペースがある家 内装(タマホーム)

スキップフロアの家 内装1(タマホーム)

スキップフロアの家 内装2(タマホーム)
画像出典:タマホーム【https://www.tamahome.jp/】

ローコストハウスメーカーの代表格「タマホーム」もスキップフロアが得意なハウスメーカーの一角です。こちらはリビングを間仕切りの少ない大空間に仕上げ、階段の途中にワークスペースを設けています。1階とも2回ともコミュニケーションが取りやすい便利な空間になっています。立体的な間取りがおしゃれな家ですね!

平屋のスキップフロアの家 内装(ネクストハウス)

平屋のスキップフロアの家 内装(ネクストハウス)
画像出典:ネクストハウス【https://nexthouse.jp/】

自由設計のローコスト住宅を手掛けるネクストハウスによるスキップフロアの建築実例です。こちらは1階建ての平屋住宅ですが、平屋とは思えない立体的にゆるやかに分節された空間に仕上がっています。TVをみるくつろぎのスペース、デスクを置いたワークスペースなど家族それぞれのパーソナルスペースを確保した住まいです。また高い位置に窓を設けているため、部屋全体が明るい印象になっています。

スキップフロアの家のメリット

スキップフロアの家の実例をご覧になってイメージはわきましたか?

それでは次にスキップフロアのある家のメリット(良いところ)とデメリット(悪いところ)について詳しくみていきましょう。まずはスキップフロアの家のメリットからです。

スキップフロアのメリット
  • 立体的な間取りで空間を広く活用できる
  • 狭小地でも無駄なく空間を活用できる
  • 視覚的に室内が広く感じやすい
  • 収納面積を増やせる
  • 吹き抜けや高天井と相性が良い
  • 高低差のある敷地条件と相性が良い

立体的な間取りで空間を広く活用できる

スキップフロアの最大のメリットは空間を立体的に賢く活用できる点でしょう。地域(用途地域)により、建物の高さが制限されていることはよくありますが、そんな場合でもスキップフロアで中2階、中3階などの中層階を設けることで床面積を増やすことが可能です。空間を立体的に賢く活用することで床面積を増やすことができるのです。

狭小地でも無駄なく空間を活用できる

スキップフロアは空間を立体的に活用する間取りのため、狭小地でも無駄なく空間を活用できます。敷地面積が狭い場合などはスキップフロアによって床面積を増やすことが可能です。普通の2階建て、3階建て住宅を建てるよりも

るため、敷地面積に余裕がなくても開放感のある空間を実現しやすいです。

視覚的に室内が広く感じやすい

スキップフロアは間仕切りがなくても段差によりナチュラルに空間を区切れるため、視覚的に室内が広く感じやすい効果があります。また階数でも数段の段差で空間を区切るだけで目線がズレるため、ほぼ同じフロアでも別のフロアにいるような感覚になるはずです。スキップフロアは実際の室内面積よりも、空間を広く感じやすいのが大きなメリットと言えるでしょう。

収納面積を増やせる

スキップフロアは半地下や中2階などの中層階を活用した間取りです。半層階を造るともう半層階が余りますよね。余った半層階を使って「天井高の低い大収納スペース」として活用する間取りが可能になります。

建築基準法では「天井高1400mm以下の空間」は床面積に含めないというルールがありますので、そのルールを逆手にとり「天井高1400mm以下」であれば建ぺい率を圧迫しない収納スペースが実現できます。この点はスキップフロアならではのメリットと言えるでしょう。

吹き抜けや高天井と相性が良い

前述のとおり、スキップフロアで中2階や中3階などの中層階を造ると半層階が余ります。その余ったスペースを収納スペースにすることで収納力をアップさせることができますが「吹き抜け」や「高天井」といった開放感のある間取りとして有効活用することも可能です。

スキップフロアはただでさえ視覚的に広く感じやすいメリットがありますので、吹き抜けや高天井を採用すれば狭小地でも非常に開放感のある室内環境を実現できるでしょう。

高低差のある敷地条件と相性が良い

スキップフロアは傾斜地など高低差のある敷地条件にマイホームを建築する場合に非常に相性がいい間取りです。

高低差のある敷地だと1階部分より下がるスペースができるため、その部分は半地下などに利用することでムダなスペースをなくすことができます。

スキップフロアの家のデメリット

スキップフロアにはたくさんのメリットがありますが、良い点ばかりではなくデメリットもあります。

理想のおしゃれな家を建てるには好みの家のスタイルについてメリット・デメリットの両面を把握することが大切です。良い点・悪い点の両面を把握することで、より自分の好みに合う住まいのスタイルが見極められるはずです。

それではスキップフロアの家のデメリットもみていきましょう。

スキップフロアのデメリット
  • 価格(建築コストが高くなる)
  • バリアフリーでなくなる
  • 間仕切りが少なくなるため空調効率が低下する
  • 固定資産税が高くなる(床面積が増えるため)

価格(建築コストが高くなる)

建物はシンプルな構造の方が建築コストが安いものです。スキップフロアは中2階、中3階などの中層階をつくることで、縦の広がりのある間取りを実現できますが、その構造はシンプルとは言えません。材料費や設計費、施工費などが若干アップする可能性があります。またスキップフロアは床面積を増やすことも可能ですので、床面積を増やせばそれだけ価格(建築コスト)は上がってしまいます。

スキップフロアを採用すると価格(建築コスト)が上がる点にはあらかじめ留意しておきましょう。

バリアフリーでなくなる

スキップフロアは、段差を設けることで空間を立体的に活用する間取りです。段差がある間取りはバリアフリーとは言えません。年を取った時やケガや病気などで足腰が悪くなってしまった場合には生活しにくい間取りになってしまうかもしれません。

また、スキップフロアの家は上手く生活をイメージして造らないと「段差ばかりで使いにくい間取り」になるケースもあります。

間仕切りが少なくなるため空調効率が低下する

スキップフロアは間仕切りを極力なくしても、段差により目線が変わるため空間をナチュラルに区切ることが可能です。間仕切りを使わずに段差でゆるやかに空間を区切るスキップフロアは開放感があり風通しが良い反面、空調効率は悪くなります。

スキップフロアを採用するのであれば、気密性・断熱性を重視しておくべきでしょう。また全館空調システムを採用するのも一つの手です。

固定資産税が高くなる(床面積が増えるため)

スキップフロアを採用し住宅の床面積が増やすと、建築コスト(初期費用)があがるほか、固定資産税も高くなる可能性があります。固定資産税の評価額は床面積も大きく影響するからです。

スキップフロアのない住宅の相場と比べてスキップフロアを採用するとどれくらいの差額が生じるのか、ハウスメーカー・建築会社にあらかじめヒアリングすることをオススメします。

おしゃれな家 スキップフロアの家のまとめ

スキップフロアの家は狭小地においても床面積を増やすことが可能で、さらに視覚的に室内を広く感じやすい住宅スタイルです。空間を立体的に賢く活用する間取りは見た目にもおしゃれですよね!

ただしスキップフロアはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありスキップフロアの設計に馴れている施工会社を選ぶことが最重要です。デメリットの項目でも説明しましたが、スキップフロアは実際の生活をイメージして設計しなければ、段差だらけの暮らしにくい間取りになってしまうケースもあります。

またスキップフロアは立体的な間取りとなるため、一般的な間取り図ではイメージをつかむのが難しいです。スキップフロアを採用するのであれば、3Dの図面などで提案してくれるハウスメーカー、建築会社を選ぶのが好ましいです。

スキップフロアを採用するのであれば「スキップフロアを得意としている会社」のカタログをしっかり比較するべきです。

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